大幅改良された新型フィット。4グレードに試乗してそれぞれの味を確かめた
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
ホンダの主力コンパクトカーであるフィットが、この度マイナーチェンジを行なった。そして今をときめく“綾野 剛”や“二階堂ふみ”を起用して、大々的にCM展開していることからもわかる通り、ホンダはこれを単なる化粧直しではなく「フルモデルチェンジにも匹敵するビッグマイナー」と考えているようだ。
その目玉となるのは、ここ数年で急激に進化を遂げた安全運転支援システムの追加。具体的には「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の全8機能が、ガソリンおよびハイブリッドモデルに搭載された(グレード別)。特にステアリング制御を伴う車線維持支援システム「LKAS」と、前走車との車間距離を適正に保ちながらオートクルーズできる「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」の搭載は、現行のフィット3前期型オーナーにとって羨ましい装備だろう。
さらに全てのエンジンに細かい改良の手が加えられ、そのボディには骨格から手が入り、外装では意匠と空力性能、内装には各タイプのインテリアカラーが用意された。というわけでここからは、今回試乗した4台のインプレッションと共に、その進化について掘り下げてみよう。
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