ざっくり100kg軽い新型スイフトの衝撃。軽さは七難隠すは本当か?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
さらなるビックリはボディの剛性感とステアリングフィール。コノ手の軽量ボディは昔だったら剛性感が足りなかったり、フロアが安っぽく響いたもんですが、新型スイフトにソイツは皆無。
逆にガッチリ感は必要以上なレベルで、出足からしっかりしていて、路面継ぎ目のショックも全く軽々しくない。それどころか足硬めのスポーティなハイブリッドRSだと、ちょっとショック硬すぎるかも? ってところまであってその感覚は全くもって予想以上。
実際、チーフエンジニアの小堀昌雄氏によると「軽いと接地感出すのが難しくて。フワフラを抑えるのに苦労しました」とか。
一方ステアリングは高速走行時のセンターフィールこそ若干ヌルめなところありましたが、しっとり感といい、ガッチリ感といい問題なし。今後の熟成に期待です。
それより走りの気持ち良さで言ったら、新世代1.0L直3直噴ターボを唯一搭載する「RSt」でしょう。最高出力102psと他より力あるだけでなく、唯一6段ステップATと組み合わされることもあって(ターボモデル以外はCVT)、回して気持ちいい! しかも102psって数字は大したことないんだけど、こっちも車重930kgだから実際速い。
軽さは“七”難? はともかく“四”難ぐらいは平気で隠しますなぁ。
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