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アルピナの新型B7ビターボに試乗。フラッグシップでふれた真骨頂

3世代目のアルピナB7ビターボ

バイエルン州ブッフローエに本社を構えるアルピナは、BMW各モデルをベースにしたラグジュアリーで個性的なオリジナル・モデルを生産する事で知られる小さな自動車メーカーである。その生産規模は年間1700台程度だが、その極めて上質な走りは、世界中で高い評価を得ている。今回は、そんな彼らの最新作であるニューB7ビターボLWBアルラート(AWD)の出来映えを確認すべく、彼の地へ向かった。

アルピナB7ビターボは、今回登場した新型で3世代目となる。初代は2001年デビューのE65型7シリーズを、2代目は2008年に登場したF01型7シリーズをベースにし、本家7シリーズのV12エンジン搭載モデルやメルセデス・ベンツSクラスのAMGモデルなどと競合するモデルとして、どちらも存在感を放った。それだけに、新型にも大きな期待を抱かずにはいられない。

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