新型エスクードの走りは?「要望」次第で1.4Lターボ搭載もある!?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
エスクードは30年近く前から存在してきたにもかかわらず、ここ数年で世界的に巻き起こった小~中型SUV大流行というビッグウェーブには乗ることができていない。なぜか? それはエスクードが本格的に過ぎるからだ。近頃もてはやされる小~中型SUVの特徴は、乗用車ライクであること。aiko風に言えば、「少し背の高い~♪」だけの乗用車がはやっているのだ。
なにしろ初代、2代目はラダーフレームにパートタイム4WDのクロスカントリー・ヴィークルで、3代目でよくも悪くも少し現代的になって、フレーム構造を盛り込んだ頑強なモノコックに切り替わり、リアアクスルは独立懸架となって、4WDもフルタイム化されたものの、悪路走破性を重視したつくりは維持された。
パワートレーンも時代に乗り遅れた。3代目は1.6リッター直4から3.2リッターV6までさまざまなエンジンが試され、最終的に2.4リッター直4に落ち着いて今に至るのだが、2.4リッターというと、今となってはなかなかの大排気量で、税制の面でも燃費の面でも有利とは言えない。
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