プジョー208GTi。心躍る、とても罪深い存在
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
プジョーが戻ってきた。少し前までのプロダクトは正直、ドイツ勢に引っ張られていた感が少なからずあったが、208の登場によってプジョーらしい、フランス車らしい雰囲気が戻りつつあるように感じた。どこかシャレていて、身のこなしが軽やかで、カジュアルで身近な感覚が漂っていて…208にはいつか覚えたフランス車の醸し出す空気感が宿っていると思えた。
そんな208のホットモデルとして登場した「GTi」に、期待は当然高まった。果たしてどんな仕上がりか? そして事前のプロモーションでいう205GTiの再来といえるのか?
そんなことを思いつつ初めて208GTiを目にした時、素直に、心が踊った。人はずいぶんと勝手なもので、思い出を美しくして都合良く何かに重ね合わせる。僕もプジョー205GTiとともに過ごした青春の日を、勝手に目の前にある208GTiに重ねた。そうして走らせた瞬間、気持ちは今から20年以上前へタイムスリップした。イタリア車フランス車が脚光を浴び始めたあの頃へ。チープだけれども、底抜けに楽しいクルマたちを見つけて興奮した、あの時代だ。
だが、実をいうと、208GTiに205GTiの面影なんてほとんどない。かつての技術で作られた華奢で可憐さが生みだしていたあの感覚と、現代のFF的などっしりとしたスタンスで逞しさを誇るホットハッチの姿には大きな開きがある。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!