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マクラーレンMP4-12C 「踏んでいける!」

心憎いばかりのネーミング

誰がなんといおうと、スーパーカーの世界はフェラーリとランボルギーニを中心に回っているのである。ケーニグセグやパガーニ、スパイカーといった果敢なチャレンジャーも存在するけれど、よくいえばマニアック、悪くいえばマイナーな立ち位置を脱していない。メルセデス(AMG)、BMW、アウディ、トヨタといった大手メーカーにしてもそれは同じで、たとえ両雄に肉薄するパフォーマンスを与えたクルマを開発したとしても、ブランドイメージ、あるいはオーラといった部分において、誰もがスーパーカーだと認める存在にはなりきれない。

そんななか、一夜にしてフェラーリやランボルギーニと肩を並べるオーラを身に纏うことに成功したのがマクラーレンMP4-12Cだ。魅力を感じるか否かは別として、MP4-12Cを前にしたらフェラーリやランボルギーニのオーナーとてある種の畏敬の念をもたないわけにはいかないだろう。なぜなら、マクラーレンは、スーパーカーをつくるうえでもっとも正当なブランドであるからだ。

ブランドとは様々な要素の上に成り立つもの。なかでも絶対に欠かせないのが神話とストーリー性だ。モータースポーツの頂点であるF1でフェラーリに次ぐ優勝回数を誇るマクラーレン。そこから送り出されるMP4-12Cに乗るということは、名門中の名門であるマクラーレンF1チームが生みだしてきた数々の栄光を身をもって体験することに他ならない。そのことをよく知っているからこそ、マクラーレンはこの新しいスポーツカーに、歴代のF1マシンと同じMP4というネーミングを与えた。なんとも心憎いというか商魂たくましいというか。しかしブランドビジネスとはそういうものだ。

しかし、実態なきブランドビジネスが成立するほど世の中は甘くない。MP4-12Cにはどんな価値が備わり、それがどんな世界を見せてくれるのか? 実際に試乗してみた。

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