ティグアンがMCでミニ トゥアレグに？速攻試乗

質感モンスターがさらに進化

もう、久々に乗ってビックリですよ。“3年目の正直”ことマイチェン後のVWティグアン！　08年に日本上陸した時にもコイツは質感モンスターだと思ったが、さらに進化している。

だから思ったな。最初は今までに無いプレミアムコンパクトSUVであり、プラットフォームを同じくする“背の高いゴルフ”であり、“小さなトゥアレグ”だったけど、これはもはや“小さな高級車”たり得てる、と。

車高が高くて悪路に強いとか、タイヤホイールが17インチとデカくてワイルドだとかそれ以前に、サイズが手頃で、乗り心地が上質で、単純に全域で質感が高い。既にSUVの壁を越えているような気がしたのだ。

特に後発のライバル､BMW X1と比べるとよく分かる。X1はX1でスポーティでいいけど、あれは事実上の現行3シリーズの変化球かつイメチェン版なのに対し、ティグアンはもっと対象が広い。

ゴルフからの買い換え、トゥアレグからのダウンサイジングユーザーのみならず、国産高級セダンユーザーや、国産大型SUVからの浮動票すら見込めるはずなのだ。ついでに燃費もこの手としては破格にいいし…

ってなわけで今までにない小さな高級車＝新VWティグアンとして、今回はレポートいたそう。