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プジョーRCZ海外試乗 走り&使い勝手チェック

まずはディーゼルモデルをドライブ

現時点でリリースされているRCZは3モデル。今やプジョー/シトロエンの小型車のメインユニットになった観のある、BMWと共同開発の1.6リッター直4直噴ターボを積むモデルがTHP“156”とTHP“200”の2車種、それにプジョー主体で開発された2リッター直4ターボディーゼルを積むHDi FAP“163”を加えた3車種というのがその布陣で、数字はそれぞれのエンジンのパワーを示す。トランスミッションはTHP“156”では6段MTと新採用の6段ATが選択可能になり、他の2モデルは6段MTのみとなる。

とはいえ、待望の6段ATを装着したTHP“156”は未だ試乗車の用意がなく、例の屋根が大きく波打つホテルで僕らを待っていたのは、ガソリンのTHP“200”とディーゼルのHDi FAP“163”の2モデルだった。そこでまず後者のコクピットに収まってバスク地方のワインディングロードに出撃するが、実はこのHDi“163”、ディーゼルであることを忘れるほど気持ちよく走るクルマだった。0-100km/hを8.2秒で加速し、最高速220km/hに達するというだけにパフォーマンスに不足はないし、加速感もすこぶるスムーズ、しかもハンドリングも断じて鈍くなんぞないから、スポーティなドライビングを確実にエンジョイできる。だから例えばヨーロッパに住んでいるのなら、こういうディーゼルのスポーツクーペを選ぶというのも充分にアリではないかと思った。

ちなみにこのプジョーRCZ HDi FAP“163”、5月に開かれたニュルブルクリンク24時間レースにおいて、2リッター以下のディーゼルエンジン搭載車によるD1Tカテゴリーに2台が参戦、そのなかの1台が総合50位で走り切って、見事D1Tカテゴリーの優勝を果たした。さらに、燃料系にトラブルの出たもう1台も総合79位、カテゴリー3位でフィニッシュしているから、その耐久性も立証されたわけだ。

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