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プジョーRCZ海外試乗 走り&使い勝手チェック

テールゲートではなくトランクリッド

ところでプジョーに限らず、フランスのクルマは大抵の場合、スポーツモデルでも実用性を疎かにしていない。ところがRCZは、そういったフランス車の一般的な傾向とはちょっと違うクルマだ。外から見て分かるのは、世間的には同類と認知されているらしいアウディTTにはある、テールゲートが備わっていないこと。これはたぶん、ダブルバブルデザインを採用したことによって、ヒンジ部分の設計が難しくなったのが理由ではないかと思う。プジョーには珍しく、スタイリングのために実用性を犠牲にした、というわけだ。

逆にいえばそれは、RCZがいかにスタイリングの魅力を重視してデザインされたクルマかを示しているといえるが、しかしそこはプジョー、トランクルームの広さにまで犠牲を強いることはなかった。テールゲートこそないものの、リッドを開けてびっくり。トランクルームは意外なほど広く、しかも形状もスクエアでいかにも使い易そうである。

2プラス2のコクピットのフロントシート部分は、実用的なスポーツクーペとしてタイトすぎずルーズすぎずの、ちょうどいい空間を持つ。リアシートに大人が座るのは諦めた方がいいが、子供用、もしくは手荷物置き場としては充分なものだし、バックレストを前に倒せばトランクスルーになって、かなり広くて役に立つラゲッジスペースを得られることになる。つまりRCZ、大人が4人乗る機会がめったにない環境にあるクルマ好きだったら、これ1台で日常生活の大抵のシーンをカバーできるだけのパッケージングを持ったスポーツクーペに仕立てられている、と考えていい。

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