さらに熟成! 4代目ゴルフ ヴァリアント試乗
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
09年は改めてVWゴルフの凄さを知った年だったといっていい。昨年日本に上陸したゴルフVIは、ゴルフVのアーキテクチャをベースにしたモデルであったものの、なぜにこれほど進化するのか? といえるほど大きな成長を見せ、まさにこのクラスのベンチマークと呼ぶに相応しい仕上がりだった。
これは何も僕だけの評価ではなく、自動車メーカーのエンジニアも同様の評価をしている。「何故ほぼ同じ構成であそこまで進化させることができるのか?」と、ある国産自動車メーカーのエンジニアが発したひと言はとても印象に残っている。
そんな具合で、CセグメントのFFハッチバックの頂点に位置するゴルフに、我々は改めてクルマ作りの技を教えてもらった気がする。さらにその後に登場したスポーツモデルのGTIでは、僕は「これならばCクラスや3シリーズのベースモデルを買うよりも遥かに良い」とさえ評した。ゴルフVIの良さはそのままに、高いスポーツ性をプラス。その上で燃費や環境に対してもきちんとひとかどのものを提示したといえる。
そんなゴルフの凄さを、さらにダメ押ししたのが今回試乗したゴルフ ヴァリアントだった。実はゴルフ ヴァリアントの成り立ちは、ゴルフ・シリーズとは少し異なる。ノーマルのゴルフはVをベースにVIへと進化を果たしているが、ヴァリアントはゴルフV時代のヴァリアントをベースに化粧直ししたバージョンだ。もっともゴルフV時代のヴァリアントの登場は2007年のことだからわずか2年前。2年前のゴルフといえば、現行VIの雛形ともいえるダウンサイジングエンジンを搭載したタイミングだけに、ほぼ新世代と内容が被る。
その意味では通常のゴルフはVIとなったが、ヴァリアントに関してはVとVIの中間の5.5といえるのだろう。しかし、そうしたフェーズでは語れぬ良さがあったのも事実だ。
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