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コストパフォーマンスのGARIT、最新G5を試走

不況の今もやはり性能至上主義

いよいよ極寒の2010年! 遂に本格的スタッドレスタイヤシーズンの到来というわけで、行ってきましたトーヨータイヤの新作『GARIT G5』の北海道“試走”会。タイヤの世界じゃ試乗ではなく、試走っていうみたいね。

まずは前置きを言わせて貰うと、タイヤ業界においてスタッドレスはある種“永遠のスター”だ。一つは営業面で、スタッドレスは特性上ドライタイヤより減りが早く、平均3シーズンに1回は替えられる上、製作コストの高さから15インチの一般サイズのタイヤでも1本2万円前後はする。それだけにトーヨースタッフは「世界不況でどこも厳しい」と言いつつも期待に胸膨らませている。

事実、日本においては交換用のリプレイスタイヤだけでもワンシーズン1000万本は売れる“約200億円市場”と言われるだけにプライオリティは高い。さらに今年は、積雪は場所によるため読めないが、寒くなることが予想され、そう言う意味でも期待値が高い。

もう一つは技術面で、例えばグリップ性能しかり、燃費性能しかり、一般的に性能の違いが分かりにくいドライタイヤに比べて、スタッドレスは普通の人でもその差が分かりやすい上、高性能化への要望が強い。

なぜなら北海道や東北地方などの豪雪地帯において、雪道でのグリップ力はまさに「1歩間違えれば事故」に繋がる死活問題だし、なんと「未だスパイクタイヤとの性能を比べられる」という。そう、ほんの10数年前までトレッド表面にビスを打ち込んだ雪道超強力グリップのスパイクタイヤが当たり前だったがゆえ、特に高齢者の多い地方ドライバーの頭にはその圧倒的イメージが残っており、比べられてしまうのだ。

ある意味、性能的に到底打ち破れない絶対的先輩がいるわけで、どれだけ雪道グリップ性能を稼いでも「まだまだ」と言われてしまうわけ。つまり、メーカーに取ってもユーザーに取っても未だやりがいのある商品開発フィールドだと言えるだろう。

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