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新型1シリーズ日本発売。FFの弱点を消すARBや自動バック機能のリバースアシストを装備

FFレイアウトで後席スペースを拡大

8月29日、新型「BMW 1シリーズ」が日本で発売されました。新型は従来の後輪駆動(FR)から前輪駆動(FF)にスイッチして、後席の足元スペースを40mm拡大するなど、室内や荷室空間を拡大しています。

外観デザインでは最新のBMWの文法に沿って中央部が一体化した大型のキドニーグリルや4灯の六角形ヘッドライト、L字のテールライトなどが識別点になりそうです。

高性能モデルM135iのライバルはAMG A35

搭載エンジンはFFの118i系3車種が1.5L直列3気筒ガソリン直噴ターボ(140ps/220Nm)×7速DCT、高性能4WDモデルのM135iが2.0L直列4気筒直噴ターボ(306ps/450Nm)×8速トルコンAT。

ちなみにM135iのライバルと目される「メルセデスAMG A35 4マチック」(628万円)は306ps/400Nmと、M135iがトルクで上回っています。

アンダーステアを大幅に抑えるARBを搭載

駆動も操舵も前輪で行なうFF車は特有のアンダーステアが出やすいわけですが、新型1シリーズは日本のBMWとしては初のARB(タイヤスリップ・コントロール・システム)を搭載。タイヤのスリップ状況をエンジン・コントロール・ユニットで直接感知して、横滑り防止機構(DSC)を経由せずに、従来の約3倍の速さでエンジンを制御するため、FRに近い走りが可能になっているとのこと。

AIアシスタントや自動バック機能も標準装備

「オーケー、BMW」に加えてオーナーの決めたキーワードで起動する、自然な会話による音声操作が可能なBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントも標準装備。メルセデスのMBUXと同様に、車両やナビの操作や、天気情報の確認などをすることができます。

また、運転支援機能では35km/h以下での走行時に直近の前進50mの軌跡を記憶。狭い路地に入り込んだシーンなどでバックする際に軌跡通りにステアリングを操作してくれるリバースアシストも標準装備しています。

<価格>
118i ……………334万円
118iプレイ………375万円
118i Mスポーツ…413万円
M135i xドライブ…630万円

【 BMW 1シリーズのその他の情報 】
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