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メルセデス、4ドアクーペ新型CLAを本国で発表。ロー&ワイドなフォルムで居住性拡大

独メルセデス・ベンツは1月8日、4ドアクーペの新型「CLA」を発表した。

CLAはコンパクトハッチバック「Aクラス」をベースとして、4枚のサッシュレスドアとトランクを備えたスタイリッシュなクーペモデル。2013年にデビューした先代は米国を中心に高い人気を誇り、派生モデルとしてシューティングブレークも生まれるなど着実な成功を収めた。また、ブランドのラインナップの中で最も顧客平均年齢が若いモデルでもあり、オーナーの高齢化という課題解決への重要な役割も担っている。

昨年、ベースとなるAクラスがフルモデルチェンジを受けたのに続き、今回CLAも新型のデビューとなった。メカニカル面でのモデルチェンジの内容は新型Aクラスを踏襲しており 、ディメンションは居住スペースの拡大を求める声に応えて4,688mm(先代比+48mm)×1,830mm(同+53)×1,439mm(同-2mm)へと大型化。ロー&ワイドなフォルムにより、スタイリッシュさを強調しながら、リアの肘周りを44mm拡大するなど後席を中心に快適性も向上した。メルセデスがパワードームと呼ぶボンネットのプレスラインや、低い位置にマウントされたライセンスプレートも、クーペライクなルックスに一役買っている。

インテリアでは新型Aクラスで初採用された音声コントロールシステム「MBUX」が新世代へ進化し、乗員の声を聞き分けて最後に「ヘイ・メルセデス」と発生した人の音声にだけ反応することが可能になったほか、より複雑な文章にも対応できるようになった。スマートウォッチと連動し、体調等に応じて室内の各種機能を自動で最適化する「ENERGIZING」システムも新しい。

公開されたオフィシャルイメージを見ると、新型CLAは全長が伸びたことでひとクラス上の「CLS」と見紛うほどエレガントなデザインとなっており、これならSUV人気全盛の中でもがっちりファンのハートを掴みそうだ。注目のマーケットローンチは本年5月が予定されているから、それまで楽しみに待ちたい。

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