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新型GLクラス登場。7人乗りラグジュアリーSUV

■AMG仕様もラインナップ

4月22日、メルセデス・ベンツはフルモデルチェンジしたラグジュアリーSUVの「GLクラス」を日本発表した。グレードは4.7リッターV8直噴ツインターボを搭載するGL550 4MATIC(1290万円)と、5.5リッターV8直噴ツインターボを搭載するGL63 AMG(1750万円)の2車種で、GL550にはAMGエクスクルーシブパッケージ(70万円)も用意される。

■エンジンは2種類

GL550に搭載されるのは新世代4.7リッターV8直噴ツインターボBlueDIRECTエンジンで、ECOスタートストップ機能を装備し、7速ATの7Gトロニックプラスを組み合わせる。燃費は従来モデル比で44%向上(10・15モード換算)。

ハイパフォーマンスモデルのGL63 AMGは、ECOスタートストップ機能も装備するAMG自製の557ps/760NmのAMG製5.5リッターV8直噴ツインターボを搭載。組み合わされるのは3種類の走行モードが選べる7速ATのAMGスピードシフトプラスで、0-100km/h加速は4.9秒をマーク。また、前後スタビライザーでロールを軽減するアクティブカーブシステムや専用サスペンション、強化ブレーキシステムなども採用する。

■5つのドライブモードが選べるオプションも

4輪駆動システムの4マチックは、GL550が前50:後50、GL63 AMGが前40:後60でトルク配分。急勾配で車速を自動制御するDSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)も標準装備する。また、走行中の横風に対してESPシステムを利用して片輪ブレーキをかけ直進安定性をアシストするクロスウインドアシストも標準だ。

GL550にオプション装備のON&OFFROADパッケージはオート/オフロード1/オフロード2/スポーツ/スノーの5つの走行モードを備え、様々な運転に合わせた駆動制御を実現。ESP、トランスミッション、サスペンション、エンジン、ステアリングの特性を統合的に制御して、安定性と走破性を向上させるという(GL63 AMGには設定なし)。

■充実のアメニティと先進安全&利便装備

インテリアは本革シートやARTICOレザーを使った上質な室内空間や、2列目左右シートの電動イージーエントリー機能などのアメニティが充実。

安全装備では、5つのミリ波レーダーやカメラ1つで前後・左右・後方の車両や障害物を検知、自動ブレーキで衝突危険性を軽減するレーダーセーフティパッケージも搭載。さらにメルセデス・ベンツとしては初めて俯瞰の映像で駐車操作を支援する360度カメラシステムを搭載。また、縦列駐車時のステアリング操作をサポートするアクティブパーキングアシストも装備した。

■メルセデス・ベンツ コネクションが関西にもオープン

発表会では同時に「メルセデス・ベンツ コネクション」の関西進出も発表された。大阪・梅田の再開発地域「うめきた」に建つグランフロント大阪に位置する新拠点は4月26日(金曜日)オープン。

日本で始まったメルセデス・ベンツ コネクションは、気軽にメルセデス・ベンツブランドを体感できる施設として海外でも注目されているといい、関西も六本木同様、カフェやトライアルクルーズ(試乗車は20台前後)を用意する。

※写真はGL63 AMG

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