VW 21世紀のビートル デザイン エンジン詳解
掲載 更新 carview! 写真:フォルクスワーゲンAG
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フォルクスワーゲン(以下VW)は2011年4月18日、ニュービートルの後継「ザ・ビートル」を上海・ニューヨーク・ベルリンの3都市で世界初公開。発売は北米で2011年10月から、イギリスを中心に欧州では2011年11月から、アジア発売は2012年の2月を予定している。
1938年に初代が誕生してから73年が経った現在もVWのアイコン的存在である「ビートル」。今回登場した「ザ・ビートル」は、まさにこの初代ビートルの特徴を色濃く反映した1台となっている。デザインを取り仕切ったのはVWグループのウォルター・デ・シルバとVWブランドのクラウス・ビショップ。21世紀のビートルに相応しく、高効率エンジンと伝統的デザイン手法を組み合わせ、“モダンクラシック”を表現したとする。
全長×全幅×全高=4278mm×1808mm×1486mm、ホイールベース2537mmで、先代に比べて152mm長く、84mmワイドで、12mm低いスタイル。ホイールベースも20mm拡大されている。エクステリアはルーフラインが後方に延び、リアセクションは初代ビートルを彷彿させるものとなっている。ラゲッジ容量はニュービートル(1998年発表)の209リッターから310リッターに拡大された。
インテリアは、グローブボックスやカラーアクセントパネルなど、随所に当時のデザインを再現。内装トリムや装備は、「ビートル」「デザイン」「スポーツ」の3パターンから選択可能だ。オプション装備も充実しており、キーレスアクセスやナビゲーションシステム、パノラミックサンルーフ、LEDデイタイムランニングライトなど、ビートルとして初めてのアイテムも数多く設定されている。
アジア向けのエンジンラインナップは、ガソリンターボ(TSI)が3機種[1.2TSI(105ps)、1.4TSI(160ps)、2.0TSI(200ps)]、直噴ターボディーゼル(TDI)が2機種[1.6TDI(105ps)、2.0TDI(140ps)]。グレードによってアイドリングストップ機構やエネルギー回生システムを装備し高い燃費性能を発揮する。
【TSI】1.2TSI=5.5L/100km(18.1km/L)、1.4TSI=5.9L/100km(16.9km/L)、2.0TSI=7.4L/100km(13.5km/L)
【TDI】1.6TDI=4.3L/100km(23.2km/L)、2.0TDI=4.9L/100km(20.4km/L)
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