今年3月に欧州で発売されるスープラのGT4マシンも展示 - 東京オートサロン

1月10日（金）～12日（日）に幕張メッセで開催された「東京オートサロン2020」から注目モデルをピックアップ。

ガズーレーシングブースには今年3月に欧州を皮切りに発売される「GRスープラ」ベースのGT4マシンも展示されていました。欧州での価格は17万5000ユーロ（約2100万円、消費税・関税・輸送費は別途）。GT4マシンは改造範囲を制限された市販モデルに近いレースカーで、間口の広さから多数のスポーツメーカーがマシンをリリースするなど、近年盛り上がりを見せています。

3.0L直6エンジンは430hpへと約100ps出力を引き上げられ、トランスミッションは7速AT（ベースモデルのスープラは8速）、後輪には機械式LSDを組み合わせます。タイヤはピレリ製、ブレーキはフロントが6ポット、リアが4ポットのブレンボ製、排気システムはアクラポビッチ製。

他メーカーのGT4マシンと同様、内装もロールケージに始まり、バケットシートや6点式シートベルト、カーボンインパネやGT4マシン用のステアリング、ディスプレイが装備されます。

8月には北米で発売され、日本やアジアへの導入は今年10月頃になるとのこと。世界的に盛り上がっているGT4カテゴリーの新たな台風の目になることができるでしょうか？