脱グローバルを地で行くマツダはトランプ旋風の先取りだったりして!?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:マツダ
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すべてはマツダの数を追わない「世界2%戦略(10%の熱烈なファンに向けたクルマをつくり、2%の世界シェアを目指すマツダの戦略)」の結果で、効率化を図らないとは言いませんが、いたずらに規模を追うグローバル化とは異なる戦略で成功したのは間違いないところ。
そこに今のトランプラリーとも言われる、アメリカ好景気予想と似たものを感じたわけです。決してグローバル化こそが経済的成功をもたらすわけではないことを。
もちろん同じく個性化を推し進めるボルボは好調とはいえ、マツダほど目に見えた成績は残していませんし、それはジャガーも同様です。
それに国の規模でいうとアメリカは問答無用の超大国。中堅自動車メーカーの比較的シンプルな個性化戦略とは違い、好景気の要因は複合的でしょう。
でもね。例えばトランプになってiPhoneがカリフォルニア産になるとか! 全く新しい自動運転車ブランドが生まれたりしたらソレはデカい。国も物作りもキモはやはり新しいアイデアやビジネスのカタチ。そこが生み出せたら、トランプ体制のアメリカは本当の意味での好景気に突入できるかもしれないですよ。今のマツダみたいに!?
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