ホンダらしい走り!新型インサイト【後編】
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸、ホンダ技研工業
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸、ホンダ技研工業
さて、189万円~という価格で“ハイブリッドの民主化”を果たし、絶好のスタートを切ったインサイトだが、何やら追っ手が表れそうな雰囲気。そう、新型プリウスが205万円という信じられない価格で販売されるのでは? と噂されているからだ。ご存知のように3ナンバーのプリウスと5ナンバーのインサイトではクラスが異なるものの、新型プリウスはクラスをまたいでの価格崩壊を引き起こしそうなのだ。
ならば、そうした噂も含め、インサイトと新型プリウス、どちらを選ぶか? これは僕自身も相当に悩ましい。ちなみに僕は4人家族で子供が2人いるのだが、まだ子供が小さいため、リアの乗り降りにやや難のあるインサイトでも全く問題ない。そして燃費で選ぶならば、確実にプリウスの方が良いことは分かりきっている。走りに関しても新型はおそらく現行型以上に、乗り心地やハンドリングを向上させてくるはず…。
ならば新型プリウスではなくインサイトを選ぶポイントは何なのか? それは今回とくに文字数を割いた走りの気持ち良さの部分と、エコドライビング・アシスト・システムによる新たな自動車の愉しみだと僕は思う。たとえ時代が進み、内燃機関がモーターに変わっても、自動車の持つ走りの楽しさや気持ち良さは味わい続けたい。そう思うと僕は、インサイトのようなクルマを選びたい、と思う。燃費に優れ、多くの人が乗るクルマだからこそ、そこに楽しさや気持ち良さは絶対に必要。それが全くないならばクルマから降りた方がマシ、とすら僕は考えている。
インサイトの登場、そして新型プリウスの追撃によって、こんな時代にも関わらず自動車に久々の熱さが生まれている。今こそまさに好機到来。そこで生まれる自動車には燃費や環境だけでなく、走りに関してはもちろん、さらに新たな自動車の楽しさも伝えて欲しいと僕は願う。そうした新しさを予感させるという意味においても、確かにこのインサイトにはその名の通りの「洞察力」があると思えるのだ。
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