【ライバルはNDロードスター？】スマート「ロードスター」が復活か。ドイツの軽量2シーターが次世代EVスポーツに転生

スマート #5

新型SUVの投入が最優先。復活はその先か？

とはいえ、現時点で新型ロードスターの具体的な計画は公表されていません。

スマートは2024年に発表した、ブランド史上最大となるSUVボディの新型EV「#5」の欧州発売準備を進めており、その後には「#6」と呼ばれる電動ファミリーハッチバックの投入も控えています。このようにラインアップ拡充が優先されているため、少なくとも今後1～2年以内のロードスター復活は難しいと見られています。

しかし、開発が進められた場合には、ガソリン車ではなく電動スポーツカーとして再登場する可能性が高いといえます。軽量かつコンパクトな構造を活かしつつ、最新のEV技術が組み合わされることになるでしょう。

実際、スポーツカーのEV化は現在、各社で進行しています。

アルピーヌは2026年に新型A110をインホイールモーター搭載EVとして投入予定。ポルシェは次世代「718ボクスター／ケイマン」の電動化を進めており、マツダ「ロードスター」やロータス「エミーラ」も同様の流れにあるとされています。