ザ・ビートル・カブリオレ 日本発表会を写真で
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
ザ・ビートルのオープンモデル「ザ・ビートル・カブリオレ」が発売された。日本では1グレードのみの設定となり、価格は375万円。
エクステリアでは、ザ・ビートルでは唯一となるリヤスポイラーや、10スポークの16インチアルミホイール、LED付きのバイキセノンヘッドランプが標準だ。ボディカラーは全5色。
インテリアでは、レザーシート&シートヒーターが標準で、レザー表皮はボディ色との組み合わせでブラック/ベージュの2色が用意される。リアシートは分割可倒式に改められてラゲッジスペースは10%拡大し、225Lになった。また、購入後2年間の無償地図更新を含む、最新の純正ネットワークSDナビゲーションシステム「712SDCW」も標準装備。
パワートレーンは105ps/175Nmを発生する1.2リッターTSIエンジンを搭載。組み合わされるATトランスミッションは7速DSG(デュアルクラッチ)で、JC08モード燃費は17.6km/Lをマーク。エコカー減税75%にも対応する。
6層構造のソフトトップは従来モデルから一新され、ゴルフカブリオレ同様に完全自動ソフトトップとなった。作動時間はオープンが9.5秒/クローズが11秒。50km/h以下であれば走行中でも操作が可能だ。
オープン時に幌を覆うプロテクションカバー(いわゆるトノカバー)も標準で、幌がリアエンドに張り出す、クラシカルなシルエットはこのクルマ最大のチャームポイントとも言える。また、車体の傾きが一定以上になり横転の危険をセンサーが感知すると、後席ヘッドレスト後部に内蔵された2本のバーが突出して乗員空間を確保する。このプロテクション機能はエアバッグ制御とも連動する。
カブリオレモデルの登場でさらに魅力を増したザ・ビートルだが、5月にはギターメーカー・フェンダー社とのコラボレーションモデルが追加され、秋にも魅力的なモデルを準備しているとのこと。しばらくは目が離せそうにない。
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