発売直前! レヴォーグのベストバイは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
車両を車線の中央付近に保ち、車線を逸脱しようとするとステアリングの引き戻しも行なうアクティブ・レーンキープも有用度は高い。但し、制御に任せっきりでも勝手に真っ直ぐ走り続けてくれる、というものではないから、あくまで運転のサポートだということは忘れないようにしたい。安全の基本は、まずはドライバーの正しい運転である。それがEyeSight付きであっても。
まさにどこを切り取ってもスバルらしさが濃厚。レヴォーグは、そんな狙い通りのクルマに仕上がっている。誤解を恐れず言えば、レヴォーグのちょっと野暮ったい格好や肩の力の入った走りには「こういうのを待っていた」というスバルオーナー、きっと少なくないはずだ。
問題は、そうした高いブランドへの忠誠心を持った人ではない、新しいユーザーへとどれだけアピールできるかということである。もちろん、EyeSight ver.3は大きな武器となるはずだが、クルマそのものは果たしてどう評価されるか。それこそスバルが25年で培ってきたものは何なのか試されることになるだけに、動向を楽しみに見守りたい。
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