昭和40年代男のテンションがもっとも上がった日産ヘリテージコレクションはこれ!
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部
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ヘリテージコレクションの施設に入ると、まず広めの前室がありまして、そこにも数台の実車やミニカーの展示、座間事業所のミニチュア(ボタンを押すと施設が光るやつ)などがあるのですが、なんとその奥に、MID4-II(ミッドフォー・ツー)があったのです。
1987年の第27回東京モーターショーに出品されたMID4-II。私事ながら、田舎から上京して、初めて行った“夢の東京モーターショー”が、まさにそれだったのです。市販前提で開発が進められていたMID4-IIは、縦置きV6ツインターボのVG30DETT型エンジンをミッドシップに搭載。4輪駆動と4輪操舵システムHICASを組み合わせていて、ついに日本車にも本格的な高性能ミッドシップカーが誕生するのかと、わくわくしたものでした(実際には市販に至りませんでしたが)。
また、愛読していたベストカー誌の連載「デザイン水掛け論」の元日産デザイナーである故前澤義雄氏が、デザインを担当していたというエピソードも、心に沁みてくるものがあったのでした。
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