市場の勢力図に変化あり＆日産が上昇気配【ボディタイプ別売れ筋・7月】

クーペ／オープンカー：ロードスターが4ヶ月ぶり首位奪還

クーペ／オープンカー市場は、全体で1083台。市場シェアは前月から0.1ポイント減少し、今年でもっとも低い水準となった。販売上位モデルの「トヨタ 86」および「スバル BRZ」の8月の大幅改良が7月初旬の時点で発表されていたため、買い控えが起こり、7月は市場が縮小した。

また、7月は4ヶ月ぶりに首位が入れ替わった。トップに立ったのは「マツダ ロードスター」。前月比で16％増の490台と好調だった。8月以降に「86」のマイナーチェンジモデルが登場してからの販売競争に注目だ。

2位には、前月比36％増の勢いを見せた「レクサス RC」が入った。「86」は前月比63％減の186台で3位となった。年内の販売終了を前に6月に特別仕様車を発売した「ホンダ CR-Z」は前月比18％増で4位にランクイン。7月後半に2017年モデルを発売した「日産 GT-R」は5位につけた。