正式発表が待たれる、新型ロードスターの魅力を改めて考察する【前編】
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
ちなみに走りの前にこれも伝えておきたい。様々な分野の技術研究が日々発展しているのは当然だが、なかでも人間工学における研究開発が近年飛躍的に進んでクルマを良くしており、4代目はその象徴的なモデルとも言える。クルマ自体の挙動も大事だが、それを動かす人間が快適にストレスなく操作できて、その自然な動きが走りの質を高める。
それは運転だけでなく幌の開閉にも見受けられる。基本的な動きは、スペース的なパッケージ制約があるので歴代モデルに準ずるが、それを操作するうえでのラクさが違う。ロードスターオーナーならよく分かると思うが、幌を閉める時など、腕を後ろにそらして力を入れる無理な姿勢により肩を痛めそうになった方も大勢いるはず。
しかし、新型ではそんな感覚は皆無だ。無理な姿勢では操作力を要求せず、力を入れ易いところでは適度な操作力を求めてくる。このように、微妙ではあるが腕の角度と必要とする操作力のバランスが良い。結果、幌を気軽に開け閉めでき、意のままにクルマを使いこなせる環境をオーナーに与える。ちなみにオープン時は、体に風は当たるのだが顔周りは穏やかなので、快適で心地よいオープン環境があった。
そして走りもまた、この手の延長線にある。それは、鋭く動くことよりも鋭く動いていると感じさせる要素や、速さよりも速いと感じさせる要素にこだわりを持っている印象だ。
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