正式発表が待たれる、新型ロードスターの魅力を改めて考察する【前編】
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
勘違いしてもらいたくないが、2代目や3代目がダメなどと言うつもりはない。初代と同様の魅力はあったのだが、衝突安全やグローバル展開への適応などを含めて、徐々にクルマが大きく、そして重くなってきた影響。そして人間は欲深く、慣れが結果として要求や期待する性能レベルを知らず知らずのうちに上げていたので、正常進化はしていたものの代替わりするほどに感動の度合いが下がっていた面もあった。
しかし、この4代目は違う。なぜなら、見て触れて感じた限り、正常進化ではない。デザインやパッケージそしてアイテムなど、今までのロードスターとは決別した上で、全てをゼロから選択して作り上げている。
唯一継承されたのは、初代ロードスターを作り上げた時のコンセプトとマインド。言うなれば、現代の技術力で初代ロードスターをもう一度作ろう、そんな意思が4代目からは強く感じられた。
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