実力あるのに売れない「ステップワゴン」が大改良へ! 不調の本当の理由や必要な機能とは
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 293
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価格の高さについては、ホンダの上級ミニバンであるオデッセイとの兼ね合いがありました。
現行のステップワゴンが発売された当時は、オデッセイが生産終了した直後であったため(2023年12月に改良型が復活)、オデッセイを検討していたユーザーの需要をステップワゴンが担う必要がありました。
その結果、ライバルに比べて価格帯がやや割高に見えてしまったようです。
デザインついても、ノア/ヴォクシーが押し出しの強いデザインを採用しているなかで、シンプルかつクリーンなデザインが特徴のステップワゴンは、ユーザーにとってやや物足りないものとなってしまったようです。
機能についても、セレナやノア/ヴォクシーにはハンズオフ運転運転が可能な機能が設定されるなどの話題性があるのに対し、ステップワゴンにはそうした機能は搭載されていません。
もちろん、居住性や質感の高さといった点ではライバルに対してアドバンテージがありますが、現状の販売台数を見る限り、ネガティブな点が目立ってしまっていると言えそうです。
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