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マセラティ レヴァンテ試乗。スポーツモードで性格が豹変する官能のSUV

感性重視のイタリアンシックな内外装

このクルマには“エスコート”という表現を使いたくなる世界観があるが、それは乗り込む時から感じる。まず、エアサスペンションが車高を落として乗降性を高めてくれる。スカートの女性はそれでも多少気を使うだろうが、乗降ステップが欲しいと思わせない高さまでクルマが出迎えてくれるわけだ。

インテリアの仕上げは外装と同様にエレガントという表現が似合う。時計で言えば、メタルベルトのギラギラ系の高級ではなく、革ベルトのシックな高級の雰囲気を漂わせている。肌触りのなめらかな革がダッシュボードやセンタコンソール脇にまで使われ、質の良さはもちろん、ちょっとアンティークが入ったような品格がある。

ここに電動パーキングブレーキや走行の各種設定ボタン、さらにはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した8.4インチのタッチ式モニターなどがアクセント的に入り、ドイツ車とはまた違った世界観を醸し出している。樹脂パーツの使い方にプラスチック感を覚える人もいるかもしれないが、何にせよ感性に訴えかける仕上げだ。気になる人は実物を確認することをお勧めする。

フルサイズSUVだけあって前席のゆったり感は、優雅な移動をサポートしてくれるはず。後席は全長約5mを踏まえると、もう少し広くてもとは思うが、積載力とロングノーズのスタイリングを両立するパッケージと考えると仕方がないところか。ちなみにゴルフバックを積む場合はラゲッジルーム形状の問題でドライバーを抜く必要がありそうだが、絶対的な容量は大きいので安心していただきたい。

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