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ガヤルドLP560-4試乗!5年目の大幅リファイン

全面的に改良されたeギア

正直なところ、私自身、560psのスーパースポーツをサーキットで走らせると聞いて、胸が高鳴るのと同時に、これほど大出力のクルマをサーキット・スピードで乗りこなせるか心配だった。しかし、その不安はガヤルドLP560-4のステアリングを握った瞬間に払拭された。操縦性を高めるべくエンジンをミドに縦置きし、トラクションを重視して4WDと組み合わせる、スポーツカーとして理想のレイアウトを採るガヤルドは、思いのほか、コントロールしやすかったからだ。

オーバルコースでアクセルを全開しても、前30:後70に出力を配分する4WDシステムが巨大なトルクを確実に路面に伝達してくれる。だからといって「直線番長」ではない。タイトなコーナーに侵入するとき、アクセルワークで姿勢を変化させるような繊細なコントロールにも応えてくれる。そしてエンジン回転数を高めていくと、今までの荒々しいエギゾーストノートとはうって変わって澄んだ高音を奏で始める。

一方で、タウンスピードでの乗り心地の良さも特筆に価する。前235/35 ZR19、後295/30 ZR19と、ハイトの低いタイヤを履くにもかかわらず、荒れたアメリカの路面でも突き上げ感がほとんどない。エンジンの特性も単にピークトルクを高めるのではなく、全域でトルクを厚くしたことで街乗りでも扱いやすい。エンジンは5kg増加したが、トランスミッション、足回りを軽量化し、トータルで20kgのダイエットに成功した。その結果、0-100km/h加速は「スーパーレッジェーラ」に匹敵する3.7秒をマークする。

公には従来通り「eギア」と表記されるが、ランボルギーニの技術陣が「Sカム」と呼ぶ新開発の自動変速付きギアボックスの性能向上も、スポーティ性と扱いやすさの両立の一因。センターコンソール上のボタンで「S(スポーツ)」や「C(コルサ)」を選べば、ステアリング奥のパドルシフトでマニュアル操作にも対応する。もちろん、「A(オート)」ボタンを押せば自動変速に切り替わる。MT仕様も設定されるが、従来の210ミリ秒から120ミリ秒に向上した俊敏な変速にはレーシングドライバーでもない限りかなわない。

そう、新しいガヤルドの最大の魅力は幅広いスキルのドライバーを受け入れる懐の深さだ。ランボルギーニ初心者にとってはマイルドで乗りやすく、500ps超のハイパワーに慣れた人には繊細な操作に応えるスーパースポーツ。それ以上の望みがあるだろうか。スポーツカーなら乗り心地が悪い。ミドシップならピーキー。そう思っていること自体、前時代の遺物なのかもしれない。

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