全面刷新でもEV化はナシ。ルノー新型「ルーテシア」は進化型フルハイブリッド搭載で25年公開へ

ルノー4

EV全盛の中、より重要なモデルに

同社は、ヨーロッパにおいて重要なBセグメント市場への新たな攻勢の一環として、クロスオーバーである新型「キャプチャー」、電気自動車の「ルノー4（キャトル）」と「ルノー5」とともに、6代目となる新型クリオを導入します。

クリオと同サイズのEVであるルノー4とルノー5が2024年に登場することを考えると、その将来は不透明に見えましたが、ルノーが高価なEVモデルを導入する際に顧客基盤の大部分を失わないようにするために、新型クリオは極めて重要なモデルとなります。たとえば、EVへと生まれ変わった「メガーヌ E-Tech」は、現行クリオの約2倍の価格です。

捉えたプロトタイプは、かなりカモフラージュが厳重のためディテールは不明ですが、ヘッドライト形状は全く異なるほか、特徴的だったC字型のLEDデイタイムランニングライト（DRL）は消滅しているようです。情報によると、DRLはバンパーコーナー部に配置されるとのことです。

また、リアセクションでは、非常にスリムなLEDテールライトの一部が見えており、インパクトのあった大型のテールライトも刷新されることを示唆しています。