VWが1000億円投資する本気の北米戦略SUV、アトラスはどんなクルマ?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
乗り心地重視のシャーシ(フロント=マクファーソンストラット、リア=マルチリンク)はソフトだが、芯がしっかりしたシートによる快適性は、カリフォルニア州よりはずっとマシなテキサスの道路では非常に良い印象を受けた。
同時に電動パワーステアリングはこのサイズでも操舵力と正確さ、そして路面からのインフォメーションの確かさで模範的であった。ただし、ハイスピードで通過するワインディングロードでは、切り返し時にボディの動きにシャーシとの一体感が無かった。20インチ・タイヤとの組み合わせは、ひょっとするとMQBプラットフォームの限界を見せたのではないかと想像する。
VWアトラスはサイズや使い勝手などでアメリカ市場を良く研究していながら、デザインやダイナミック性能にヨーロピアン・テイストを残したモデルであった。この点では間違いなく成功している。だが、車内インターネット(WiFiホットスポット)や、欧州車ではほぼ装備可能なヘッドアップ・ディスプレイなど、ライバルより一歩進んだ先進性が見当たらないのは、2018年モデルとしてはちょっと問題かもしれない。
思い切った価格を考えると仕方無いと思うが、アトラスが北米市場で同じスタートラインに並んだということに大いに意味があるのだろう。まあ、お手並み拝見である。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
この電動化なら炎上せず? エヴァラティ・メルセデス・ベンツSL W113へ試乗 60年代に寄せた走り
ヤマハ、第6戦カタルーニャGPで新型エアロ投入へ。前週のムジェロプライベートテストで効果を確認/MotoGP
50年ぶりに新車をつくった英国「アルヴィス」とは? 7200万円の本邦初公開されたコンティニエーションモデルを紹介します
メルセデスAMG勢が上位にずらり。スパ24時間公式テスト、ゲットスピード2号車が最速マーク
F1パドックで注目集める角田裕毅、今季の躍動で3チームが獲得に興味。来季はレッドブル昇格狙いでRB残留か、それとも新天地?
アウディ、コンパクトSUV『Q2』に限定モデルを設定。3種のオプションパッケージを標準装備
斬新“大口顔”の「高級ミニバン」公開! 超豪華「青内装」がめちゃカッコイイ! 超静音走行も可能な「GL8」中国に登場
BYDが「ロンドンバス」 最大500kW充電に対応、2階建て電動バスを導入
ロールス・ロイス新型「カリナン シリーズII」が登場! 超高級SUVの進化したポイントを解説します
今年のモナコGPもついに開幕! ハミルトン積極策でタイヤ3セットを使い首位。角田裕毅は8番手|F1モナコGPフリー走行1回目
F1モナコFP1速報|メルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅が8番手……レッドブル勢はソフト使わず11~12番手
バリチェロの愛息“ドゥドゥ”がスプリント制覇。ポール発進ダニエル・セラは悲運に沈む/SCB第4戦
近藤真彦参戦、弱点克服、夢のCO2回収装置…今年も水素カローラ進化が止まらない【S耐富士24hレース】
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情