【BYDも驚くコスパ】日産の「新型BEV」の激安価格と超絶スペックが話題。ネットではどう評価されている?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 79
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N7のエクステリアデザインに対して「日産らしさがない」との指摘もありますが、これはあくまで中国市場での競争に注力した結果と考えられます。
EVとして空力性能にも配慮されており、N7の0.208という優れたCd値(空気抵抗係数)は特筆すべき点です。
しかし、N7の真に注目すべきは、その性能と価格設定にあります。
パワートレインはリン酸鉄リチウムバッテリーを用いた容量58kWhモデルと73kWhモデルの2種類が用意され、それぞれに最高出力約217ps/最大トルク305Nmもしくは約272ps/305Nmの2種類のモーターを組み合わせた全5グレードのラインナップです。
駆動方式はすべて前輪駆動で、航続距離は中国のCLTCモードで510~625kmとライバルに劣らない性能を確保しています。
中国でも販売される日産「アリア」と比較すると、その性能がわかりやすいかもしれません。
アリアの中国仕様は、レアメタルを用いた三元系リチウムイオンバッテリーを搭載し、容量が90kWhで航続距離はCLTCモード533~623kmです。
一方、バッテリー残量を30%から80%まで回復させるのにアリアが急速充電で約30分かかるのに対し、800V急速充電器に対応したN7は同条件で14分です。
また、800V級急速充電器を使った場合、残量10%の状態であってもN7ならわずか19分で80%まで充電できるとされています。
そのほか、車内には乗員の体型に併せてシート形状を調整してくれる「ゼロプレッシャーシート」や解像度2.5Kの15.6インチ大型インフォテインメントディスプレイが備わり、前席中央のアームレストにはオプションで冷温庫も設置できるといいます。
>>【中国風近未来?】N7の内外装デザインをギャラリーで見る
また、先進運転支援システムは中国の自動運転技術のリーダーであるモメンタ社と東風日産が共同開発した「ナビゲート・オン・オートパイロット」が搭載され、高精度な地図データなどを用いずとも人工知能(AI)の演算によって高度な運転支援を行うエンド・ツー・エンド方式の自動運転が実装されます。
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