マツダ CX-30、CX-5、CX-8でマッドなオフロードコースへ。乗用車向けAWDの進化を実感
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一 111
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最後はCX-8でモーグルコースへ。こちらではスタック状態を発生させる前提のコースとなります。
モーグルにアプローチすると、前後輪の対角線上の2輪が空転しスタック。そこでオフロード・トラクション・アシストのボタンをオンにしてアクセルを踏むと、ブレーキ音を響かせながら接地輪に駆動力が伝達され、スルスルと進み始め、スタック状態から脱出します。
その後はスイッチオンのままでゆっくり進み、無事モーグルセクションを通過。ボディの長いCX-8ですが、モーグルでもそれ以外のオフロードセクションでもとても乗り心地が良かったのが印象的で、正直オンロードでゆっくり乗ってみたいと思わせる雰囲気がありました。
今回3つのモデルで3つのオフロードコースを試乗したわけですが、ただそのまま走るだけでノーマルタイヤに不利な路面状況の各コースを走破したi-ACTIV AWDの基本性能の高さが実感できたと共に、スタック前提の特殊なセクションにおいては、緊急脱出機能のオフロード・トラクション・アシストの有効性も確認できました。ただその一方で、急勾配の下りで感じた恐怖感を払拭するためにも、ヒル・ディセント・コントロール機能はせめてオプションでも選択できたらと、ないものねだりをしたくなったのも事実です。
とはいえ極限状況における本格クロカンモデルが持つ絶対的マージンが、国内においてはほぼ心理的な安心感でしかないと考えれば、普段使いでも燃費に最小限の影響しか与えずに、いざという時に頼りになるクロスオーバーSUVのアクティブ・オンデマンド式AWDは、そのプラスαのコスト分を考慮しても賢い選択肢と言うことができそうです。当然ですが、あくまで過信は禁物ですので、くれぐれも無茶はなさらないよう、お気をつけください。
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