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マツダ CX-30、CX-5、CX-8でマッドなオフロードコースへ。乗用車向けAWDの進化を実感

モーグルでスタックしたCX-8で新機能の実力を実感

最後はCX-8でモーグルコースへ。こちらではスタック状態を発生させる前提のコースとなります。

モーグルにアプローチすると、前後輪の対角線上の2輪が空転しスタック。そこでオフロード・トラクション・アシストのボタンをオンにしてアクセルを踏むと、ブレーキ音を響かせながら接地輪に駆動力が伝達され、スルスルと進み始め、スタック状態から脱出します。

その後はスイッチオンのままでゆっくり進み、無事モーグルセクションを通過。ボディの長いCX-8ですが、モーグルでもそれ以外のオフロードセクションでもとても乗り心地が良かったのが印象的で、正直オンロードでゆっくり乗ってみたいと思わせる雰囲気がありました。

今回3つのモデルで3つのオフロードコースを試乗したわけですが、ただそのまま走るだけでノーマルタイヤに不利な路面状況の各コースを走破したi-ACTIV AWDの基本性能の高さが実感できたと共に、スタック前提の特殊なセクションにおいては、緊急脱出機能のオフロード・トラクション・アシストの有効性も確認できました。ただその一方で、急勾配の下りで感じた恐怖感を払拭するためにも、ヒル・ディセント・コントロール機能はせめてオプションでも選択できたらと、ないものねだりをしたくなったのも事実です。

とはいえ極限状況における本格クロカンモデルが持つ絶対的マージンが、国内においてはほぼ心理的な安心感でしかないと考えれば、普段使いでも燃費に最小限の影響しか与えずに、いざという時に頼りになるクロスオーバーSUVのアクティブ・オンデマンド式AWDは、そのプラスαのコスト分を考慮しても賢い選択肢と言うことができそうです。当然ですが、あくまで過信は禁物ですので、くれぐれも無茶はなさらないよう、お気をつけください。

【 マツダ CX-30のその他の情報 】
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みんなのコメント

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  • 2019/12/27 09:43

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    マツダや欧州車の記事は「宣伝記事」だの「提灯記事」だと騒ぎ立てる。
    しかして、自分が推すブランドの同種の記事で同じ指摘を受けると「真っ赤な顔で」擁護し反論する、

    トヨタ信者の無能無知ぶりは、年の瀬はおろか、令和の時代になっても変わらないようだな。
  • 2019/12/27 08:17

    違反報告

    欧州車に対抗ができる数少ない日本のブランド、マツダ。マツダが作るSUVは、どれもがこよなく美しいデザインで、世界中の自動車メーカーから賞賛されています。
    そして、単にデザインだけで終わらないのがマツダの技術。オフロード性能も他社にひけをとりません。
    欧州メーカーのSUVは「前輪駆動」のみの設定とする車種が非常に多いので、しっかりした4WD技術を持った日本車は、走破性能では欧州車に勝てるかもしれないですね。
  • 2019/12/27 23:57

    違反報告

    日本では
    ランドローバー車でも
    オフロード走る機会が全く無い人がほとんどなのです

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