ドライブ好きなら740i 吉田 匠のチョイス!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
去年、新型に生まれ変わったBMW7シリーズが日本でも発売になった。7シリーズ、いわずと知れたBMWサルーンのフラッグシップで、初代がデビューしたのは1977年のこと。もちろんそれはメルセデス・ベンツSクラスの領域に切り込むためのBMWで、Sクラスより若々しくスポーティであること、Sクラスとは違う分野で先進的であることの2つが、メルセデスのフラッグシップサルーンに対する武器ではないだろうか。
本国では去年デビューした新型は、7シリーズとしては5代目のクルマで、コードネームは先代までのEで始まるものから一新され、F01/F02となった。E65/E66と呼ばれた先代のエクステリアデザインがかなり個性的だったから、新型はむしろ大人しく見えるが、大きさと丸みを増したキドニーグリルやその下のスポイラー風デザインのスカート、それにフェンダーの峰を走る鋭いエッジなどが、新しさを演出している。
そのサイズは標準ボディがホイールベース3070mm、全長5070×全幅1900×全高1490mm、ロングホイールベース仕様はそれよりホイールベース、全長が140mm長く、それぞれ3210mmと5210×1900×1485mmになる。先代と比べるとホイールベースと全長は若干伸びているが、全幅が同じ1900mmを保っているのは日本で乗るには朗報だろう。
日本に当面導入されるのは、740iと750i、それにそれらのロングホイールベースバージョンたる740Liと750Liの合計4モデル。740iはこれまで4リッターV8を積むモデルを意味したが、新型は3リッター直6をツインターボで過給したエンジンを搭載する。これは、大排気量、マルチシリンダーの代わりに小排気量、少シリンダーエンジンを過給して使うという、最近のトレンドに沿ったものだ。しかもそのパワーとトルクは、326psと450Nm=45.9kgmと、4リッターV8の306ps、390Nmを確実に上回る。さらに750iもパワーユニットが先代と違う。先代は4.8リッターV8のNAだったが、新型は4.4リッターV8をツインターボで過給して407psと600Nm=61.2kgmを得ている。これも先代の4.8リッターNAの367psおよび490Nm=49.9kgmを大きく凌いでいるわけだ。
ちなみにプライスは最もベーシックは740iで1010万円とすでに大台を越え、最も高価な750Liでは1330万円に達する。もちろんすべてオプションなしの数字である。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
今季最終戦を前にKYOJO CUPシーズンエンドパーティーが開催。乾杯はミスター西山、TGR加地部長も挨拶
超斬新! 未来の「充電ステーション」のアーティスティックな造形にビックリ仰天!![復刻・2013年の話題]
夫の坪井翔もサポートし“同シーズン夫婦王者”を目指す斎藤愛未。ランク2位の翁長実希を襲うトラブル
メルセデスAMGの「ワンマン・ワンエンジン」の職人にインタビュー「世界中のオーナーからSNSを通じてメッセージが届きます」【みどり独乙通信】
ゴルフVIIよりも「上」? フルSKYACTIV搭載 マツダ3代目アクセラ 発売前試乗プレイバック【10年前の再録記事プレイバック】
WEC、ELMSで活躍する木村武史が2024年も盛大にクリスマスパーティを開催
高密度バッテリーで690km? 改良版 BMW iX 試作車へ試乗 マックス・モードも 実力更に上昇
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 後編
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
20代現役デザイナーが選んだ「アルフェッタGT1.8」は伊藤忠モノ! 4~5年探してやっとの思いで購入したアルファ ロメオとは
基本メンテナンスで100年間! HEツーリッター・スポーツ(2) 1924年を感じさせない製造品質
ブガッティとベントレーの愛のない結婚? HEツーリッター・スポーツ(1) 100年前に5年保証!
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
【ライバルもビックリの強烈さ】スズキ新型「ソリオ」公開! 「フロンクス」のクールなカスタム仕様も【TAS25】
【無敵の布陣完成】トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一部改良。廉価版・PHEV・最上級4人乗り一挙追加…510万円から
【2025年もシークレットあるかも?】スバルがオートサロン出展概要発表 新色のBRZなど展示
【まるでドラマ】鴻海をけん制し、株価をV字回復させ、日産とホンダの統合を進める経産省の凄腕ぶり
【究極系ノートオーラ】デザインも中身も本気な「オーテック・スポーツスペック」登場。NISMOとの違いは?
【色褪せない美しさ】レクサス「LC」改良。剛性アップで走りが深化、内装もゴージャスに…1405万円から
いつまで待たせる? レクサス「GX」北米25年仕様の登場で日本発売の期待高まる。気になる価格は?
トヨタ「ミライ」改良 黒のアクセントがキマってる10周年特別仕様車を新設定&グレード構成変更など
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!