ヴェゼルのグレード選びに迷わない。装備の違いやおすすめのカスタムも紹介【購入ガイド】
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ホンダ ヴェゼルは、街中になじむスタイリッシュなコンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。2013年デビュー以来、タフなSUVのイメージと流麗なクーペデザインが、ジャンルを超えて融合したSUVとして話題になりました。
ハイブリッドモデルとガソリンモデルのグレードが設定されています。後悔しないグレード選びのために、グレードごとの違いについて確認しましょう。おすすめのカスタムもご紹介します。
目次
ホンダ ヴェゼルの現行モデルは、2021年にフルモデルチェンジした2代目です。洗練されたクーペプロポーションの2代目ヴェゼルは、発売以来好調な新車販売台数を記録しています。
現行ヴェゼルのグレードラインナップをチェックして、自分に合ったモデルを見つけましょう。
現行モデル2代目ヴェゼルは、全部で4種類のグレードが設定されています。新車価格と2022年9月28日時点の中古車相場は、下記表を参照してください。
グレード | 新車価格(FF) | 新車価格(4WD) | 中古車相場 |
---|---|---|---|
G | 227万9,200円 | 249万9,200円 | 179万9,000円~449万9,000円 |
e:HEV X | 265万8,700円 | 287万8,700円 | 同上 |
e:HEV Z | 289万8,500円 | 311万8,500円 | 同上 |
e:HEV PLaY | 329万8,900円 | ー | 同上 |
ヴェゼルのパワートレインはガソリン車とハイブリッド車の2種類、駆動方式はFFと4WDをラインナップしています。主なスペックは、下記表のとおりです。
G | e:HEV X | e:HEV Z | e:HEV PLaY | |
---|---|---|---|---|
車両サイズ 全長×全幅×全高(mm) | 4,330×1,790×1,580~1,590 | 同左 | 同左 | 同左 |
車両重量(kg) | 1,250~1,330 | 1,350~1,430 | 1,380~1,450 | 1,400 |
最低地上高(mm) | 170~185 | 同左 | 185~195 | 195 |
室内寸法 長さ×幅×高さ(mm) | 2,010×1,445×1,225(パノラマルーフ装着車:1,240) | 同左 | 同左 | 同左 |
WLTCモード燃費(km/L) | 15.6~17.0 | 22.0~25.0 | 22.0~24.8 | 24.8 |
ヴェゼルに限らず、グレードを選択する際は車の使用用途や使い方、自分の性格や生活環境などをよく考慮することが大切です。同じ機能でも、人によっては必要・不要である場合もあります。
重視したい条件に、グレードの特徴が合っているかを確認しましょう。
ヴェゼルで唯一のガソリン車は、Gグレードです。ハイブリッド車のエントリーグレードであるe:HEV Xと、基本的な装備内容はほぼ変わりありません。ハイブリッドシステム装備の有無により、価格差は約38万円あります。
できるだけ購入費用を抑えたい方や、ガソリン車ならではのエンジン音が好きな方におすすめのグレードです。安価なグレードであっても、LEDヘッドライトやブラックの16インチアルミホイールを採用しており、スタイリッシュな外観を保っています。
ガソリンモデルのGグレードと装備内容はほぼ同じですが、パワートレインに違いがあります。ホンダ技術が投入されているe:HEVの中でも、最も燃費性能が良いグレードです。
スムーズな加速力や静粛性をはじめとするe:HEVの魅力をリーズナブルな価格で味わいたい方に人気があります。燃費性能に優れているため、毎月のガソリン代を節約できることはメリットです。
上級グレードe:HEV Zは、装備内容が充実しています。例えば、フロントにはLEDシーケンシャルターンシグナルランプを採用し、アルミホイールは18インチにサイズアップしている点です。
他にも、ステアリングヒーター・前席シートヒーター・リアのベンチレーション機能に加え、エアコンには左右独立温度コントロール機能が搭載されています。
ボディカラーは、プレミアムクリスタルレッド・メタリックやミッドナイトブルービーム・メタリックをはじめとした個性豊かなバリエーションの全7色設定です。
現行モデル2代目から追加設定された最上級グレードe:HEV PLaYは、他の人とは異なる個性的な雰囲気を大切にしたい方におすすめのグレードです。
フロントグリルはカラーバーオーナメント付き、フォグライトガーニッシュはピューターグレー塗装、ドアロアーガーニッシュはパッションレッド塗装をはじめとした専用デザインが一線を画しています。ボディカラーは、2トーンカラーのみで全5色設定です。
Low-Eガラス採用パノラマルーフが標準装備されており、ドライブ中も開放感を感じられます。
ヴェゼルは、パワートレインをまず決める必要があります。その後、予算内で購入できるグレードを探しましょう。それでもグレード選びで悩む場合は、グレード別に追加される装備を確認できます。代表的な装備内容をご紹介しますので参考にしてください。
e-HEV Zグレードには、LEDシーケンシャルターンシグナルランプやクリアブラック塗装のバンパーガーニッシュが採用されているため、容易に見分けることが可能です。
ステアリングは本革巻きでヒーター付きのため、寒い日も快適で上質感を感じられます。前席にはシートヒーターが付いているため、寒い日のお出かけも苦になりません。
ブラインドスポットインフォメーションやLEDアクティブコーナリングライトをはじめとした、予防安全につながる装備も充実しています。
e:HEV PLaYグレードは、2トーンのボディカラーや専用エクステリアデザインのため、他のヴェゼルグレードとはひと味異なる雰囲気を醸し出しています。
内装には、Honda CONNECT ディスプレー+ナビゲーションと連動しているETC2.0車載器を搭載しています。ワイヤレス充電器もあるため、ロングドライブや見知らぬ土地へも安心して出かけられるでしょう。
センターコンソールパネルには高触感バーミリオン塗装が施してあり、パノラマルーフとともにラグジュアリーさを感じられる室内環境です。
シックで大人の雰囲気を醸し出しているe:HEVは、快適性・利便性に富んださまざまな機能がフル装備されています。スタイリッシュな外観に加え、開放感を感じられる室内は、満足感を味わえるくつろぎの空間です。
e:HEV PLaYのスムースレザー仕様本革巻きステアリングホイールは、オレンジステッチが採用されています。e:HEV PLaY専用の内外装デザインは、他の人とひと味異なる個性を演出したい方におすすめです。
ヴェゼルは、グレード別の装備内容も魅力的ですが、全グレードで共通の注目ポイントもたくさんあります。優れたデザイン性には定評があり、2021~2022 日本自動車殿堂カーデザインオブザイヤーを受賞したほどです。
多くの人に愛されている、代表的な魅力ポイントについて解説します。
初代ヴェゼルはSUVの力強いイメージとは若干異なり、クーペのような流れるフォルムデザインが魅力的です。緩やかな弧を描いたルーフラインをはじめ、丸みを帯びたボディラインは、美しさとあでやかさを感じさせます。
クーペやミニバンそれぞれの良さを融合させた、新たなジャンルのSUVです。2代目ヴェゼルは、初代よりも水平基調になったものの、スタイリッシュな美しさは全グレードで受け継がれています。
ヴェゼルの室内空間は、ミニバンを思わせる余裕のある広さが特徴です。前席はもちろん、後席の足元スペースにもゆとりがあります。リアシートは、ロングドライブでもくつろげるよう、座面が長い仕様です。
どのシートに座っても視界性が良好で、開放感があります。多彩なシートアレンジだけでなく、使い勝手が良く充実した収納スペースも便利です。オーディオ機器も考え抜かれたシステムが採用されており、臨場感あふれる音楽を楽しめます。
一般的に車高が高いSUVの中でも、コンパクトSUVのホンダ ヴェゼルは低めに設計されています。あえて全高を低くしたスタイルが、街乗りしやすいクロスオーバーの魅力です。
最小回転半径も小さめに抑えられており、狭い路地や駐車スペースでも取り回しがしやすいサイズになっています。運転のしやすさを考慮して設計されたコックピットやシートは、長時間の高速運転にも配慮されたつくりです。
ヴェゼルは、ホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレード標準装備です。衝突軽減ブレーキ・誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能、路外逸脱抑制機能・近距離衝突軽減ブレーキといった操舵支援も含まれています。
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システムは、運転時に起こりうる危険を事前に予測して支援する最新の安全技術です。
事故を未然に防ぎ、万が一のときも被害を最小限に抑えることを目指した機能が充実しています。
ヴェゼルは、グレード別に追加された装備が充実していることが魅力です。さらに、自分らしさを追求したいというニーズに応え、ヴェゼル純正アクセサリーがディーラーオプションとして豊富に用意されています。
アーバン風・カジュアル風、2つのスタイルにカスタム可能です。
エクステリアは、少しカスタムアイテムを取り入れるだけで印象が変わります。例えば、フロントロアースカート・サイドロアーガーニッシュ・リアロアーガーニッシュは、精悍さを強調するアイテムです。
さりげないおしゃれを楽しみたい方は、Cピラーデカールやエンブレムを利用できます。アルミホイールセンターキャップを取り付けるだけでも、ひと味異なる雰囲気です。
ヴェゼル純正アクセサリーは、インテリア用グッズも充実しています。汚れたり濡れたりした洋服で乗ることが予想される場合は、防水シートが便利です。ペットを乗せてドライブしたい方であれば、ペットシートマットをはじめ、ドッグアイテムを利用できます。
夜のドライブを楽しむ機会が多いのであれば、センターコンソールイルミネーション・センタートレーライト・フットライトのカスタムもおすすめです。おしゃれな空間を演出でき、癒されるでしょう。
コンパクトクラスのクロスオーバーSUVは、普段使いができるSUVとして安定した人気のボディタイプです。ホンダの他にも、トヨタ・日産・マツダといった自動車メーカーも販売しています。
ヴェゼルのライバル車種といわれている3車種は下記のとおりです。中古車相場は、2022年9月28日時点の価格を参考にしています。
優れた走行性能と低燃費が魅力のトヨタ ヤリスクロスは、街乗りもオフロード走行もそつなくこなすコンパクトSUVです。荷室は、ゆとりのある設計がされた開口幅で、荷物の積み下ろしが苦になりません。
新車価格は、189万6,000円~293万6,000円です。ヤリスクロスのガソリン・ハイブリッド含む全体の中古車相場価格は、179万8,000円~401万5,000円となっています。
日産 キックスは、フロントマスクに使用されている、上質かつシックな艶と深みを感じさせるダーククローム調が高級感を演出しています。個性的なボディカラーは、バリエーション豊富です。
e-POWERグレードのみのラインナップで、新車価格は279万8,400円~344万8,500円に設定されています。中古車相場価格は、199万円~329万9,000円です。
マツダ CX-30は、車に乗る全ての人が居心地よく過ごせるように設計された、こだわりのあるインテリアが魅力です。素材や仕立てなど、細部に至るまで質感や使いやすさを追求しています。
ラゲッジスペースは、幅広いシーンでの使用を想定しており、フラットスペースにアレンジ可能なリアシート装備です。
ディーゼルとハイブリッドモデルが用意されており、新車価格は245万8,500円~391万5,980円に設定されています。中古車相場価格は、172万8,000円~346万9,000円です。
ホンダ ヴェゼルは、都会的な街並みにもなじむ、スタイリッシュな都市型クロスオーバーSUVです。優れたデザイン性や優れた燃費性能が、人気の理由となっています。
ホンダの先進安全技術が搭載されていることはもちろん、快適性や利便性に優れた機能が充実していることも魅力です。グレードを選ぶ際は、パワートレインや駆動方式に注目し、希望条件と照らし合わせながら比較検討しましょう。
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