サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > ヒット作は引き算で狙え 三菱RVRにみる企画力!

ここから本文です

ヒット作は引き算で狙え 三菱RVRにみる企画力!

ある意味、デフレ商品でもある

というわけで見てきたRVRだが、ホント言うと最大のポイントは値段と、デザインの自由度だ。一番安い「E」が170万円台からで、アウトランダーに比べ20万円以上も安く、X-トレイルより30万円弱安い。これは相当に魅力的で、しかも独自の減速エネルギー回生システムなどにより、燃費も良好。10・15モードで全車リッター15km台、JC08モードで全車リッター13km台を獲得し、すべてエコカー減税対象。

一方デザインは、今やボンネット高の制限や視界制限を受けにくいSUVがゆえ、適度に個性を主張でき、非常に三菱らしい新テイストが実現できた。

そしてさらに走りの実力やテイストは本格SUVのレベルを保っているわけだから、まさにコイツは“ダイエットSUV”であり、時流にあった“デフレ時代のSUV”なのである。

既存のSUVをベースに、シートを5人乗り2列と割り切り、エンジンを1.8リッターに絞り、居住空間とラゲッジスペースを必要十分で留め取り回しを良くし、デザインを整えた“引き算”クロスオーバー。大ヒットは見込めないかもしれないが、既存のSUVは過剰に思えたり、もっと安いのが欲しかったり、逆に下のクラスのコンパクトカーのちょっといいのが欲しい人には最適かもしれない。

事実、発売後1週間で受注3600台は三菱久しぶりのヒット。これからのクロスオーバーはこうあるべし! といういい見本ではないんでしょうか。

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン