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フィットとヤリスをサーキットで乗り比べるとどうなるのか? 次期型フィットRSの走りも見えてきた

フィットとヤリスをサーキットで乗り比べるとどうなるのか? 次期型フィットRSの走りも見えてきた

トヨタ ヤリス モータースポーツ車両

トヨタ ヤリス ラリー仕様車はシンプルなモータースポーツ車両

今回トヨタが持ち込んだモータースポーツ用車両は、フィットe:HEVとは対称的な、究極的にシンプルな一台だった。

ベースとなるのは1.5直列3気筒エンジン(91PS/120Nm)を搭載する6MTのヤリス「X」(166万1800円)で、これにラリー用のパーツを装着。「TGRラリーチャレンジ」への参戦を、最もシンプルな装備で提案するものだった。

そしてこれが、驚くほどに面白いのである!

装着されるcusco製のサスペンションキット(なんとそのお値段11万8800円!!)は、減衰力調整や車高調整機能もない純正形状タイプ。バンプラバーやダストブーツは純正を使う実にシンプルなキットなのだが、これが実にいい。グラベルとターマックの両方をカバーする足まわりはストローク量がたっぷり取られており、動きこそ大きいが、荷重の移動がとてもわかりやすい。

思い切りブレーキを踏んでもその制動Gをサスペンションがじわりと受け止め、コーナーでは安全に姿勢変化を楽しませてくれる。だから6MTを駆使して、1.5リッターエンジンを目一杯回しながら走らせると、抜群に楽しい。それはFF版ロードスターといえるプリミティブさなのだ。

ちなみにその足下には「ADVAN A036」というラリータイヤを履かせていたが(サイズは185/60R15)、これも特別なスペックではない。ターマックとグラベルの両方を走れる、コストコンシャスで懐の深いタイヤであり、ズリズリと滑らせても楽しく、かつ懐が深い。ちなみにそのグリップは、Sタイヤ未満だという。

つまりである。極端なことを言えば、6MTのヤリスにcuscoの足まわりを履かせるだけで、誰でもこの楽しさが得られるのだ。

実にやばい。こんなに安くて楽しいクルマがあったなんて!

そしてこれこそが、トヨタがヤリスを小型化してまで求めた走りである。

こんなにシンプルで楽しいクルマに出会えたのは久しぶり。思わず“ヤリス1.5RALLY”と命名したくなる一台であった。

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