フェラーリGTC4ルッソ試乗。4WSが加わった4WDシステムの実力は?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:フェラーリ・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:フェラーリ・ジャパン
フェラーリが生まれ変わったみたいだ。今年3月にジュネーブショーで発表された「フェラーリ GTC4ルッソ」の国際試乗会の招待状が届いたのだ。今までのフェラーリは自分達が頂点という、ある意味、俯瞰目線だったので、フェラーリを信奉する限られたメディアやジャーナリストのみが試乗会に参加していたが、今回はどちらかというとポルシェ信奉者と思われている私も参加することになったのだ。
ニューヨーク株式市場に上場してから、フェラーリは信者だけでなく株主のためにもいい仕事をする必要が生じたのかもしれない。とはいえ、発表しただけで売れてしまうフェラーリには、信じられないような熱狂的な信者が世界中に生息しているのも事実だ。
そんな信者さえも驚くモデルが、2011年1月にフェラーリ初のシューティングブレーク+四輪駆動車として発表された「FF(フェラーリ フォー)」である。ついにフェラーリも4WDを作るのかと、強烈なオーラを放つ「FF」に驚きとともに惹きこまれたのを覚えている。私もここから信者の一員になってしまったのかもしれない。
FFの後継モデルは、その名前を「GTC4ルッソ」に変えた。60年代に登場した「GTC」の名前を復活させ、4WDの「4」と豪華という意味の「Lusso(ルッソ)」を加えたが、それはGTC4ルッソが最も高級なフェラーリであることを示唆しているからではないだろうか。最も実用的である点も見逃せない。路面や季節を選ばず、オールラウンドな走破性を持っている。フェラーリは多様化した機能すべてに妥協しない性能が高級なのだと言いたいのだろう。
もちろん多くのフェラーリ信者が気にしているのは、先代FFからどう走りが進化したのか、という点だろう。南チロル地方の山岳路を思う存分走ってきたので、その評価は最後に下すことにしよう。
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