SUV版「GT-R」本格始動…インフィニティがAMG＆BMW Mに真っ向勝負！ 659psの「QX80」に1000㎰級“Rスペック”計画が進行中

QX80 Rスペック「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

「GT-R」エンジン搭載計画も進行中。インフィニティ再起の狼煙

これらのパフォーマンスモデルは、今後も小規模かつ限定的な生産になる見込みで、インフィニティは2年間で約1000台の販売を目標としていると報じられています。

数量としてはブランド全体の売上を大きく左右する規模ではありませんが、いわゆる“ハロー戦略”としてブランドイメージを押し上げる重要な存在となるでしょう。特に日産本体が厳しい状況にある中、この超高性能路線がインフィニティの再建につながるか注目されます。

今後、トラックスペックと同様のアップグレードを受ける可能性があるのが、次期「Q50 セダン（日本名：スカイライン）」と、間もなく登場予定の「QX65 クロスオーバー」などの主力ラインアップです。

さらに“本命”とされるのが、25年11月の米国「SEMAショー」で発表された最高出力1014psの「GT-R」と同系3.8L V6ツインターボの「VR38DETT」型エンジンを搭載する「QX80 Rスペック」。

インフィニティが打ち出す超高性能ラインは、いわばブランド再浮上の切り札。果たしてこの戦略が、日産およびインフィニティを救うことになるのでしょうか。

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（写真：APOLLO NEWS SERVICE、日産、BMW、キャデラック、メルセデス・ベンツ）