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新型5シリーズの量産モデルを初取材。軽量化やハイテク装備にも注目

セグメントをリードする空力性能

新しい7シリーズは見た目のスマートさだけでなくエアロダイナミック性能も向上しておりCd値は最良モデルで0.22を達成している。

肝心のサイズだが、全長×全幅×全高は4936mm×1868mm ×1479mm、ホイールベースは 2975mmとほんの僅かに大きくなった。リアシートの居心地もヘッドルームとニールームが改善され、トランク容量も520リッターから530リッターへと増加している。

インテリアの大きな変化はアルミと樹脂のスポークが与えられセンターパッドが円に近くなったステアリングホイールだ。ダッシュボード全体も低められ、その中央に10.25インチの横長モニターがレイアウトされている。操作系もアップグレードされ、従来のiDriveダイアルに加えて、タッチ機能やジェスチャー・コントロールも用意されている。後者の性能は一層進歩し、指先の微妙な動きも感知出来るようになった。まだON/OFFや音量、スクロールに機能は限られているが、このまま進化すれば立派なHMIとして通用する日が来るに違いない。加えてヘッドアップディスプレイの投影面積は70%も拡大され、見易くなると同時に情報量も増加している。

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