輸入車はいまでも高価な買い物なのか?
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:中野 英幸、望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:中野 英幸、望月 浩彦
フィットは、「1.3L」が126万5000円~、「1.5L」が158万円~、「ハイブリッド」が163万5000円~、スポーティモデルの「RS」が180万円~と、輸入車に比べるとやはり身近。衝突被害軽減オートブレーキやサイド・カーテンエアバッグなどをセットにした「あんしんパッケージ」は、6万円のオプション装備として設定されている(一部グレードでは選択不可)。
生産国との価格差という点では、少なくとも400万円台以下の欧州車ではもはや差がないところまで来ている。一方、同クラスの日本車との価格差は相変わらず大きいが、これは装備や走行性能の差、クオリティの高さが反映されたもので、不当に高価と言い切るのは難しそうだ。
ただし、いまよりさらに安く輸入車を購入する方法はまだ残されている。主要な自動車生産国としてはあまりに低い輸入車シェアを一日も早く広げることで、せめてコンスタントに二桁に引き上げることだ。これは、私たちユーザーも参加できる方法なのである。
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筆者は「どんどん輸入車を買いましょう!」と、やみくもに勧めているわけではない。そうではなくて、国産車/輸入車という壁を作らずに、「フラットな視点でクルマを吟味してみては?」と提案しているのだ。国内外を問わず、気になるクルマのカタログをいくつか並べ、スペックや装備や価格をじっくりと見比べてみると、色々な発見があるはず。クルマは住宅の次に高額かつ生活に密着する買い物。選ぶ過程も楽しみたいものですね。(編集部)
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