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【ガソリン高くて死ぬ…(切実)】節約の術「ハイブリッドはアクセルを踏まないが鉄則」ってどういうこと?

ハイブリッドの燃費がさらに向上する3つのテクニック

そうならないために、周辺の交通状況に合わせた運転方法を提案したい。

具体的に流れの速い夜間の国道などでは、概ね発進から2秒ほど(10km/hを超える程度)までは“ふんわりアクセル”でも、そこからは少し踏み込み巡航速度(たとえば規制速度)までリズム良く加速させる。たったこれだけ。

では、もともと燃費数値に優れるハイブリッドモデルの場合はどうか。

いわゆるマイルドハイブリッドシステムではない、フルハイブリッドシステム搭載車(「プリウス」や「ノート」や「フィット」など)では次の3項目の実践をおすすめしたい。

>>プリウスの燃費を見てみる
>>ノート e-POWERの燃費を見てみる
>>フィットハイブリッドの燃費を見てみる

A)発進時、電動モーターの力を最大限使うため、必要以上にアクセルを踏み込まない。タイヤの転がり具合を意識する感覚だ。具体的には、いわゆるパワーメーターで「ECO」の領域、もしくは「EV」と緑色マークが表示されるエンジン停止領域だけで燃料消費量が増える発進時をやり過ごす。ちなみにシリーズハイブリッド方式の日産「e-POWER」やホンダ「e:HEV」でも、急加速を行うと発電量を増加させるためエンジンが早めに始動する。

B)クルマが動き出し、望んだ加速度が得られたらほんの少しペダルを緩める。そして希望車速に近づいたら失速しない程度にさらに緩める。電動モーターの走行はシステムによって上限速度が異なり、駆動用バッテリーの充電状態にも左右されるが、多くのハイブリッドモデルはペダルを“ほんの少し緩める”ことで伸ばすことができる。また、シリーズハイブリッド方式でもペダルを緩めることで電動モーターへの通電量が減り、次のエンジン発電までに距離が稼げる。

C)減速は“じんわりブレーキ”で回生ブレーキ領域を目一杯使う。操作は簡単。パワーメーターの回生領域が多くなるようにじんわり踏み込み、最大値を保つよう一定のブレーキ操作で減速する。前述の3と4を組み合わせると効果的だ。ブレーキペダルの踏み込み速度が速い(強い)と油圧ブレーキが優先され、せっかく「電力」として回生できる運動エネルギーが「熱」に変わってしまう。1ジュールも無駄にしないため常に“じんわりブレーキ”を徹底したい。一方で、もちろん最大限優先するべきは安全。危険を感じた際に、燃費を優先して急ブレーキを踏むのが遅れた、などという事態には至らないよう心がけたい。


1997年の初代プリウス発売以降、各国の各メーカーがハイブリッドモデルを販売するなか、この3点は多くの技術者たちが結果を出す定石として口をそろえる事柄だ。

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