【世界に逆行】電動キックボード普及を進める日本の“黒幕”とは。石破内閣は規制強化で世論を味方につけよ

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規制強化や禁止を多くの国民が望んでいる

そもそも、電動キックボードは構造がシンプルなうえ小さな車体ゆえに、シェアサイクルに比べ、ポートなどのインフラを整備するためのコスト面でメリットは大きい。

そのことが普及の後押しとなったわけだが、実際の利用状況を見ると、安全性は置き去りにされたまま利用者のモラルに委ねられ、社会のなかでビミョーな乗りモノとして存在しているのだ。

その結果、信号無視、飲酒運転、逆走、二人乗りといった行為をものともしないDQNが大量発生し、平和なはずの日本の街並みにカオスな状況を生み出しているのだから度し難い。

それも利用者のごく一部にそうしたならず者が存在するといった状況ではなく、利用者のかなりの割合が緩和されたルールすら守っておらず、規制はほぼ機能していないも同然だ。

そこで提案だが、誕生したばかりの石破政権が最低支持率で苦しんでいるのはみなさんもご存知の通り。かくなる上は国民の支持を広げる目玉の政策として、キックボードがこれ以上大きな事故や問題を引き起こす前に、規制強化などの抜本的な対策を打ち出してみるのは如何だろうか？

この政策ひとつで人気の流れが変わるほど甘くはないかもしれないが、これほどわかりやすく対策が望まれている社会現象（？）も珍しい。というわけで、行政には電動キックボードの実利用状況にもっと目を向け、市民の安全を早急に担保してほしいと強く望む次第だ。

<終わり>