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【17位転落の衝撃】ホンダ「フィット」が売れていない? ライバルに大敗で“存在感が薄い”本当の理由とは

【17位転落の衝撃】ホンダ「フィット」が売れていない? ライバルに大敗で“存在感が薄い”本当の理由とは

WR-V、フリード、フィット、ヴェゼル

売れない原因は商品力だけではない

販売が伸び悩んでいる理由はいくつか考えられる。まず挙げられるのは、商品性の“尖りのなさ”である。

現行フィット(4代目)は2020年に登場し、2モーター式ハイブリッド「e:HEV」や、シンプルで親しみやすいデザイン、視界の良いパッケージングなどを備えている。クルマとしての完成度は決して低くない。

しかし、ヤリスの「走りと燃費のバランス」、ノートの「電動感あふれる走り」と比べると、フィットには「明確なキャラクター」が見えにくい。また、「ベーシック」「ホーム」「RS」「クロスター」「リュクス」といったグレード展開の多さが、逆に選びにくさを生んでいる面もある。

加えて、ヤリスには「ヤリスクロス」、ノートには「ノートオーラ」といった派生モデルが存在し、シリーズ全体としての訴求力を高めている。対してフィットはクロスターというSUV風味の派生グレードはあるものの、独立車種ではなく、商品としての存在感は相対的に弱い。

ホンダは他に「ヴェゼル」「WR-V」といったコンパクトSUVや、「フリード」といったミニバンも揃えており、販売現場での優先度が相対的に下がっている状況も考えられる。実際、2024年度の販売台数でフリード(9万808台)が5位、ヴェゼル(7万1120台)が13位にランクインしている。

また、フロントデザインを中心に「地味」「丸すぎる」といった声も一定数見られる。現行フィットは「人に寄り添う」「生活に溶け込む」といったコンセプトを掲げて登場したが、若者やスポーティ志向の層には「かわいすぎる」「物足りない」と映っている可能性もある。

価格も一因と考えられる。装備や安全性を考えれば妥当な価格設定ではあるが、ライバル車と比較して割高に映ることが、購入を迷わせる要素になっているとも考えられる。

(次のページに続く)

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  • 2025/8/02 13:15

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    とにかくデザイン、これの悪さに尽きる。車はいいのにもったいない。
  • 2025/8/02 13:10

    違反報告

    訳の分からない犬をモチーフにしたデザインがすべてを台無しにしてる グレード体系も何じゃこれだし無駄に価格も高い 広さや視界が良く運転のしやすさはあるかもだけどやはりデザインが悪いとねぇ 早くモデルチェンジしてヘッドライトやテールランプは薄型でシャープなデザインにしてダサさの象徴のディライトも小さくしてグレード体系も見直すべき RSは6MTモデルも出さなきゃ売れない
  • 2025/8/02 13:06

    違反報告

    万人受けする様に特徴のないデザインとなったがため、特徴が無いから魅力の少ないデザインになり購買意欲をそそらない様になった。

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