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マイチェンしたBMW 7シリーズの目玉は巨大グリルだが、意外や乗り心地が大きく改善

ドライバーアシスト技術も積極的に搭載

7シリーズの車線維持機能は新型3シリーズと同等のレベルに仕上がっている。直進性がよく、車線の中央を正確に走ることが可能だ。高速走行では、ステアリングセンター付近にしっかりとした手応えが感じられる。車線を逸脱しそうになると、グッと手応えが重くなるのだ。

なぜステアリングの反力を強くするのかエンジニアに聞くと「システムが機能していることをドライバーに直感的に知らせるため」と説明してくれた。ドライバーズカーであるがゆえに、クルマと対話しやすい操縦感覚だった。

余談になるが、先日、BMWジャパンは「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載したモデルを日本で市販すると発表した。自動運転の定義では「レベル2」なので、高速道路ではハンドルから手を離して走ることができるが、ドライバーは前方監視義務がある。安全運転の責任は依然としてドライバー側だが、デジタル技術に対するBMWの積極戦略はこんなニュースにも現れている。

UI (ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)も完成度が高い。すでにジェスチャーでオーディオのボリュームを変えることができるし、車外からリモートでパーキングできるシステムも持っている。新型7シリーズは新型3シリーズで採用された音声認識が使えるが、日本語対応が気になるところだ。

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