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雨の日の視界不良、原因は油膜! 50年間ドライバーの安全運転を支える洗車用品「キイロビン」とは?

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先代社長の追突事故がきっかけで生まれた「キイロビン」

実は株式会社プロスタッフが1919年(大正8年)に「竹原鉄工所」として創立された際の祖業は、繊維産業向けに開発した紡織(ぼうしょく)機械の製造だった。

なぜ繊維機械の製造から、畑違いのカーケア用品業界へと進み、キイロビンというヒット商品が誕生したのか。その経緯を株式会社プロスタッフの代表取締役社長、廣瀨德藏(のりぞう)氏に伺った。

──まずは、会社が設立された経緯から伺えますでしょうか。

「私の祖父である竹原權治(ごんじ)は、『竹原式輪具撚糸(ねんし)機』という独自に開発した繊維機械の製造を行っていました。一宮は昔から繊維産業が盛んで、祖父が起業したのも当時の大日本紡織、現在のユニチカが設営されるに伴い、機械設備の設計を請け負ったのがきっかけです」

──なるほど、そういった経緯があったのですね。それがなぜカーケア用品の事業に取り組むことになったのでしょうか?

「きっかけは、まさにキイロビンでした。ある時、私の父であり、先代社長である廣瀨猛(たけし)が雨の日に群馬県に向かう途中、油膜による視界不良が原因で追突事故を起こしました。当時はガソリンスタンドで給油した時のサービスの一貫として、窓ガラスも含めてクルマ全体に水性ワックスを施工してもらえるのが当たり前な時代でした。それが逆に仇(あだ)となって視界不良を起こし、事故に繋がったわけなんですが、父はその時の経験からドライバーの視界不良を改善できる製品を作りたいと、ガラス用油膜取りの開発に着手しました。1968年(昭和43年)には社内に自動車用品事業部を設置し、約8年間の開発期間を経て完成したのがキイロビンだったのです」

──先代は独学でキイロビンを開発されたということでしょうか?

「そうですね。機械製造の現場では鋳物(いもの)の型を研磨剤で磨くことがありましたし、親戚が営む繊維の染色業では界面活性剤をよく使いますので、そこから素材についての知識を学ぶことも多かったようです」

──ある程度、学べる環境も整っていたわけですね。

「実は父が追突事故を起こした際も、途中に立ち寄ったガソリンスタンドで何度となく油膜取りを買っては使ってみたそうなんですが、あまり効果がなかったそうです。当時主流だった油膜取りは活性剤がメインの簡易的なものだったので、今思うと無理もありません。それらの経験や知識があったからこそ、父はガラスより硬度の柔らかい超微粒子剤を使って、物理的に汚れを除去する方法を思いつき、開発することができたのだと思います」

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