注目のアルファ4C、現地バロッコで試乗!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:FCAジャパン
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で、バロッコテストコース内とその周辺の公道でステアリングを握ってきたアルファ4Cは、そのドライビング感覚においても、スポーツカー好きなエンスージアストの期待を裏切らない、魅力的なミドエンジンスポーツに仕上がっていたといっていい。
アルファロメオは4Cを「アフォーダブルなスーパーカー」、つまり「手頃なスーパーカー」と表現しているが、その技術面でのハイライトのひとつは、ミドシップに搭載されるエンジンが12気筒でも8気筒でも6気筒でもない、横置きの1.75リッター4気筒ターボという、小振りなものであることだ。しかしこれが、4m弱の全長に対して全幅が1.85mを超える幅が広くてコンパクトなボディと、超軽量を実現する鍵のひとつになっている。
もうひとつのハイライトは、シャシーにカーボンファイバーモノコック構造を採用していることだ。カーボンモノコックといえば、レーシングカーや限られた超高性能にして超高価なスーパースポーツだけが用いている手法だが、それを4気筒エンジン搭載の4Cに敢えて採用したところに、4Cを自らスーパーカーと呼ぶアルファロメオの意地を感じる。
カーボンファイバーモノコックの採用は、もちろん高剛性と軽量を両立させるためだが、それは間違いなく、車重895kgという超軽量を実現する大きなファクターになっているはずだ。と同時にそれは、4Cに先進的なクルマであるというイメージも与えている。
バロッコのテストコースで収まったコクピットは、黒い樹脂系の素材に覆われた飾り気のない空間で、目の前にセットされたメーターは完全なデジタルディスプレイというモダンスタイル。バケットタイプのシートは、運転席はスライドとともにバックレストの角度も狭い範囲だが調整可能で、自分の好み的にはもう少し寝かせたいところだが、ステアリングやペダルとの位置関係は違和感なく決まった。視界は前方およびサイドに関しては充分だが、エンジンの上の薄く暗いリアウィンドーをとおして見るリアは必要最小限だ。
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