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注目のアルファ4C、現地バロッコで試乗!

4気筒ターボのパフォーマンスは?

テストコースでは、社内ドライバーの先導でいきなり全開近い走行となったが、そこでの嬉しい発見は、ジュリエッタの高性能モデルに搭載されているものをさらにチューンした1.75リッター4気筒ターボが、侮れないパフォーマンスを発揮することだった。特に中~高速域でのスピードの伸びが排気量から想像するより鋭いのが、鮮烈に印象に残った。

タコメーターのレヴリミットは6500rpmと決して高くないが、ピークパワーは240ps/6000rpm、最大トルクは350Nm/2200~4250rpmで、ツインクラッチ2ペダルのアルファ6段TCTによって標準仕様で895kgの車重を0-100km/h=4.5秒で加速させ、最高速は258km/hに達するとされる。アルファTCTはフロアのボタンでセレクトし、ステアリングパドルでマニュアルシフトするが、変速の速さやスムーズさに不満はなく、気持ちよくシフトできる。

試乗車はほぼフルオプションのクルマだったため、スポーツマフラーを装着済みだった。そのため、排気音はガロロロロッといった感じでけっこう勇ましかったが、エンジン本体が奏でる咆哮は正直なところあまり耳に届いてこなかった。このあたりが、マルチシリンダーエンジンに対する4シリンダーの泣き所かもしれない。だがその点を除けば、僕は4Cユニットにスポーツカーエンジンとして特に不満を感じることはなかった。大排気量マルチシリンダー好きのドライバーがどう思うか、それは僕には分からないが。

一方、カーボンファイバーモノコックに専用サスペンションを備えるシャシーも、期待を裏切らない出来だった。サスペンションはもちろん硬めで、ストロークもさほど長くなく、しかも試乗車はオプションのフロントが18インチ、リアが19インチのピレリPゼロを履いていたが、それでもシャシーの剛性が高いためだろう、乗り心地は決して粗くない。正直なところ、これなら毎日乗ってもいいな、と思える爽快な乗り心地なのだった。

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