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パサートCCに海外試乗! 質実剛健に“艶”までも

よりリーズナブルに“かっこよさ”を手に入れる

パサートCCが参戦するカテゴリーは、メルセデス・CLSクラスらと同じ。…北米マーケットを睨んだ戦略から生まれたCLSの成功が、少なからずパサートCCの誕生に影響したのではないだろうか。そして、それはすでに“トレンド”として他ブランドにも波及している。今年導入されたジャガー・XFや、これからリリースされるポルシェ・パナメーラ、アストンマーティン・ラピードもその流れに乗ったものだろう。それに加えて、次期7シリーズベースのBMW・コンセプトCSなんていうモデルもある。こう見ていくと、この4ドアクーペ的カテゴリーはプレミアムブランドでガッチリと固められている。1000万円オーバーの高額車がボリュームゾーン。よって、これまで色々なクルマに乗ってきた強者(?)相手の商売となりそうだ。

そうなると、パサートCCが現実的にどの程度の販売となるか、若干の疑問が残る。コンパクトカーのイメージが強いVWだけに、4.8mのスタイリッシュクーペと結びつけるのは難しそうだ。少なくとも、既存のVWファンは興味は持っても購入までは至らない気がする。

ただ、VWを世界の自動車産業を引っ張っていくテクノロジー企業と見たとき、パサートCCはいい選択肢となる。しかも、前述したように、同じようなスタイリッシュクーペを選ぼうとすると、プライスはグッと跳ね上がる。つまり、そこまでの予算をかけずして、これだけかっこいいクーペが手に入るのなら好都合。また4ドアというカタチに色々な事情でとらわれている方には朗報だ。その意味で、VWジャパンは既存のマーケットとは異なる新たなターゲットへのアプローチを行う必要がある。果たして、どのようなコミュニケーション戦略をとるのか、パサートCCをかっこいいと思ったワタクシとしては興味が募る。

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