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パサートCCに海外試乗! 質実剛健に“艶”までも

質実剛健さに艶をプラス

パサートCCの目玉はそのスタイリングと洗練された走りだが、じつは電子デバイス的装備も充実する。例えば、DCC・アダプティブシャシーコントロール。これはダンパー内のオイルに磁力を通し、瞬時にその粘性を変えるというものだ。開発はデルファイで、すでにコルベットC6やフェラーリ599、そしてアウディR8などで採用されている。アウディでマグネチックライドと呼ばれるのがソレだ。パサートCCでは、「ノーマル」「スポーツ」「コンフォート」の3モードを設定。ワンプッシュで瞬時にハードからソフトまでの乗り味を提供する。「ノーマル」は路面状況に応じて自動的に粘性の変化を行うモードだ。

次にレーンアシストだが、これはカメラが走行車線を感知し、クルマがそこから意図と反して逸脱しそうになると、ステアリングを自動修正するというもの。実際、アウトバーンでそれを試したが、結果はなかなか優等生だった。路面状況で車線を認識できない場面も時にはあったが、機能する割合は高い。それに自動的に修復されるステアリングも不自然ではないのが好感触である。

パークアシストは、縦列駐車のステアリング操作をクルマが自動的に行うシステム。ドライバーは周囲の状況とペダル操作だけに集中すればOK。このパークアシストと前述したレーンアシストは、一部の国産車ではすでに搭載されているが、ぜひ輸入車代表として導入時に搭載して欲しいものだ。

そんな風にあらゆる面で“先進のワザ”を見せるパサートCCのインテリアは、これがじつに気持ちよく割り切った2+2となる。リアをベンチシートにしなかったのは英断だ。また、インパネの機構の一部にフェートンからの技術を取り込むなど、グレードの高さも感じさせる。というよりも、エクステリア同様ここにも艶っぽさが満載。VWが持つ“質実剛健さ”に、“艶”までが加わった点がこいつの魅力といえるだろう。

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